男性だとトリートメントは付けたり付けなかったり、何となくで終わらせている人も多いのではないでしょうか。
そう言う自分もそのくちです。
しかし実際は、男性もトリートメントは必要です。
(坊主であれば話は別ですが・・・)
今回は、そんなトリートメントの効果について解説をしていきます。
宜しければご参考ください。
トリートメントの効果
トリートメントには主に2つの効果があります。
≪トリートメントの効果≫ ・ 髪のコーティング ・ 髪の栄養補給 |
男からすると髪のコーティング、栄養補給どちらも不要に感じるかもしれません。しかし、実際はそうでもないんです。
トリートメントの効果 その1 コーテイング
トリートメント効果として、まずは髪のコーティングです。
手触りが良くなるのはもちろん、髪が絡まりづらくなります。
なぜ、絡まらない状態が良いのかと言うと、絡まってしまうと髪の表面にあるキューティクルが傷ついてしまい、枝毛、切れ毛になり抜けやすくなってしまうからです。
また、髪が絡まるのはキューティクルが広がり傷んでいる証拠で、いい状態とは言えません。
トリートメントの効果 その2 栄養補給
髪は常日頃から、ドライヤーの熱や紫外線によってダメージを受けています。
しかし、髪は皮膚のように再生する力がありません。
ケアせずにいると、髪はダメージを蓄積し、枝毛といった髪が抜けやすい状態になります。
そのような傷みをトリートメントによって補えるのです。
トリートメントに含まれている成分
トリートメントに含まれている主成分を紹介します。
トリートメント成分その1 カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤には、柔軟性、帯電防止、強い殺菌作用、そして髪をコーティングし、サラサラっとした手触りにする効果があります。
親水基(水になじむ部分)が陽イオン(プラスイオン)に電離する界面活性剤で、陰イオン(マイナスイオン)である濡れた髪の表面にくっつく性質があります。
トリートメント成分その2 シリコーン
シリコーンは石に含まれているケイ素と酸素の結合と、複雑な化学反応によって生まれる合成樹脂です。
髪をコーティングしサラツヤな髪にします。
シャンプーにも含まれていることもあり、洗髪で生じる摩擦を軽減してくれます。
人によっては、シャンプーにシリコーンが含まれていないノンシリコンシャンプーを好む人もいます。その背景は、コーティング効果のあるシリコーンを頭皮に付着させると、頭皮がコーティングされてしまい汚れが落ちないと言われているからです。実際は定かではありませんが。
トリートメント成分その3 グリセリン
グリセリンは無色透明の液体でアルコールの一種で、保湿効果として使われています。
ヤシ油などを原料とした天然のものと、石油系を原料とした合成グリセリンがあります。
化粧品ではヤシ油などの天然グリセリンが使用される事が多いです。
トリートメントとコンディショナーの違い
トリートメントは、髪のコーティングにプラスして髪の補修効果があります。
それに対しコンディショナーとリンスは、どちらも同じ効果で髪の表面をコーティングし手触りを滑らかにします。
立ち位置的には、トリートメントのほうがやや上ですね。
洗い流さないトリートメントと違い
洗い流さないトリートメントには、コーティングと補修にプラスして、髪を紫外線やドライヤーの熱から保護する役割があります。
『洗い流さないトリートメントだけでいいのでは?』と感じるかもしれません。
しかし、髪の内部補修をしっかりするのは、洗い流すトリートメントです。
洗い流さないトリートメントは、外的要因から保護と、スタイリング剤して使用されるのにオススメです。
さいごに
今回はトリートメントについて解説させて頂きました。
男でも洗い流さないトリートメントは普段から使用し、用途によって洗い流すトリートメント使いをオススメします。
洗い流さないトリートメントは、ワックスなどのスタイリング剤にまぜたりと使い勝手もいいですしね。