30代でもなるかもしれないagaいったい何なのか。

テレビや広告などで目にする機会も増えたAGA。

聞いたことはあっても普通の薄毛と違いを知っていますか?

知らない人も意外と多いと思います。

この記事ではAGAの基礎を解説していきます。

 

 

agaとは

AGAとは、『Androgenetic Alopecia』の略で、男性脱毛症のこと。成人男性によくみられ、生え際や頭頂部の髪が薄くなる症状です。

agaになると

髪の毛には、大きく成長〜退行~休止のサイクルがあります。しかしAGAになると、本来あるべき成長過程が短縮され、すぐに退行期に突入し髪が抜け落ちてしまいます。

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成長サイクルが乱れる原因

なぜ髪のサイクルが乱れてしまうのか?それはDHTというホルモンの一種が、髪の毛根部分に存在するホルモンレセプターにキャッチされるとtgf-βという因子になります。この因子が悪さをし髪の毛根部分にある毛母細胞に脱毛の指示を送ってしまい、髪の成長サイクルが乱れてしまいます。

AGA治療

内服薬、植毛、増毛による治療などがあり、その中でも内服薬を使う治療が一般的で、『抑制』、『発毛促進』といったそれぞれの症状に合わせ単一的または複合的に処方されます。効果が現れるまで個人差はありますが、最低6ヶ月程度は必要です。

AGAの副作用

DHTを抑制させることは、イコール男性ホルモンを低下させる事です。男性ホルモンが低下すると、性欲不振、動悸息切れなどの症状を引き起こす可能性があります。もちろん、誰しもが必ずなる訳ではありません。

AGAと薄毛の違い

薄毛は、生活習慣の乱れ・老化により髪のハリ・コシが弱くなり髪が細く抜けやすくなるのに対し、AGAはホルモンバランスの乱れによって発症します。

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AGAの抜け方は

頭頂部、前頭部から薄くなる事が多く、O型、U型またはM型に進行していく傾向にあります。また、側頭部および後頭部はほとんどありません。

O型

頭頂部が薄くなる典型的なAGAの抜け方です。自分自身では気づきにくいのが厄介なところ。

U型

前頭部から薄くなるパターンで、徐々に頭頂部へと進行していき、最終的に側頭部、後頭部以外が抜けていく抜け方。目に留まりやすくストレスになると思います。

M型

前頭部の左右が剃り込みのように抜けていきます。

U型と同様に目に留まりやすい。

 

AGAになる年齢

AGAは20代、30代といった若い世代でも発症する可能性があります。AGAの発症率は年齢が高くなるにつれ増加傾向にあり、20〜30代が10%、40代が30%、50代になると40%を超えます。日本人の3人に1人がAGAで悩んでいることになり、とても他人事ではないですね。

AGAは治るのか

悲しいことにAGAは、一度発症すると生涯付き合っていく事になります。促進を止める事、髪の毛を増やす事はできますが、AGAそのものを完治させる事は、今のところまだありません。

なので自分自身がどのくらいまで、髪を増やしたいか、その目標地点を完治ととらえるのもありだと思います。

さいごに

経過とともに薄くなる部分が増えていく事からも、AGAは早期治療が凄く大事です。

しかし、いきなりAGAの門を叩くのは気が引ける人もいると思います。そんな人は知識のある美容師に相談してみて下さい。